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最近見た映画のレビュー

大ヒットになった一作目はただのガールフリックかと思ってなめていたら目から鱗の秀作だったけど、これは本当に駄作。リースちゃんプロデューサーもやってるのに一体どうしちゃったの?


この映画のテーマは一件アフォに見えるエルが、周りに馬鹿にされながらも自分の目標をまっとうするために懸命に頑張る。それを見て最初は苛めていた人たちもエルの努力と実力を認めるようになるというところ。一作目はそれが見事に演出してあり、人間自分を信じて精一杯の努力をすれば願いはかなうんだ!と思わせる秀作でした。


でもね、この二作めは全てが上っ面。皆がエルのことを助けようとする理由がはっきりしないし、条例をパスさせるための演説にもまったく説得力なし。ただの馬鹿映画。リースは賢い女優だから3作目は多分作らないだろうけど、もし作ってもアタシは絶対に見ないね。


FINDING NEVERLAND
MIRAMAX 2004


ジョニデふけた〜。つかね、自分の子供が物心ついてしまったせいでしょうか?最近のヤツときたら、ニカロディオンのアワードでスライムかぶったり、子供うけする役ばっかじゃないですか!


私が好きなのは「エロジョニ」と「キレジョニ」なんでこういうお人よしの役はあんまり興味ない。つか、話が見えすぎっつかいい話なのがまた気に喰わん。これが他の人がやってたらきっと見なかったろうだけに余計だ。いや、この映画は良い話だと思うんですよ。でもはっきり言って私が普通見るような映画ではない。WILLY WONKA'S CHOCOLATE FACTORYは久々にティム・バートンとの共演なんでそっちに期待。


closer / クローサー [DVD]

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「俺は浮気するけどお前の浮気は許さんよ?」こういう男って結構多いはず。この映画ではジュードロウがまさにそういうど厚かましい人物を演じています。しかもこいつがすっごく感が鋭くって、女の嘘をすぐに見破る。しかも女は「浮気」ではなく処々の理由があってやったことであっても奴は容赦なし。そういうお前はどうなんだよ!とつっこみたくなることこの上なし。


そして奴のせいで関わった男女は全員不幸になります。でもきっとこういう男は自分のことしか見えてないからどんなに他人を不幸にしてしまったのかとかいうことにはまったく気付かないんだろうな。


ナタリー・ポートマンがかなり熱演してるんですが、この人ってもう大人なのにどうしてもロリっぽいエロにしかならないのは見てて辛い。彼女と安達祐美は一生こういうイメージから抜け出せないんだろうなーと思うと女優として子役から一気に抜け出たジョディ・フォスターって本当に偉大だったのねー。

LIFE IS BEACH

ビーチ

最近は仕事も行き詰まり、ストレスで肌は荒れまくり、それでもって体調悪いし怪我はするしで散々。これはちょっと息抜きでもしないと潰れてしまうわ!と思い2泊3日の小旅行へ行ってまいりました。


行ったのはこっから車で3時間ちょいのサバンナとタイビーアイランド。久々の海を見てまず感動。まだまだ水が冷たいけど、足をつけただけで何だか心が休まる感じ。何もせずにボーっと数時間過ごしてからはクラブシャックというシーフードレストランへ。


  

パティオというより、ただのデッキにテーブルが置いてあるだけのレストラン。真ん中にはトロピカルなバーがあって少し暗くなるとライトアップされた木がとても素敵。


 

美味しいご飯を食べてまたまた感動。そして帰りに車から見た夕日がとっても美しかったのです。


翌日は一緒に行ったお友達が友達が大学に行っていたステイツ・ボロというところへ。ここがまた信じられないくらいのど田舎。どれくらいすごいかというと、信号がないんですよこれが!でも本当になんにもないのが反対に新鮮だったりして。

 

彼女のホストマザーにご飯を作ってもらって早めの夕飯をゆっくりととりました。あー、本当に帰ってきたくなかったなあ。田舎って本当にリラックスできる。また心がすさんだら遊びに行こうと思いました。

BABY’S BLUES

ベイビーちゃん

週末は食中毒になり、そのあとかなりの広範囲に火傷をおい、その上猫に引っ掻き傷を作られるという散々な目にあい続けた。


月曜からは新しい気分で頑張ろう!と思っていたものの、朝起きてリビングに行くと何か変な臭い。まさか!と思ったらカウチとクッション二個がおしっこまみれ。クッションはそのまま捨てて、カウチはカバーを取って急いで洗濯。中のクッション部分にはペット専用のクリーナーを撒き散らして何とか臭いは取れたけどもうメチャショック。


犯人は次女シャカ。元々知恵遅れなコだからもうボケちゃったのかと思ったらそうじゃなかったらしい。シャカが自分の娘のように大切にしているフジTVのマスコット、今日の犬のプチぬいぐるみ、通称「ベイビーちゃん」のせいだった。


シャカはこのベイビーちゃんが大好きで、いつも一緒にいる。移動するときもベイビーちゃんを口に加えて一緒にもって行くし、時々悲しい声を出しながら何かを言っているときもある。そのベイビーちゃんがどうやらカウチの隙間に入り込んででてこれなくなったらしい。おしっこひっかけたのは多分そのせい。ベイビーちゃんを取られたと思ったんだろうね。


諸悪の根源だ!と思って仕事に行く前にベイビーちゃんをキッチンカウンターの上に隠しておいたのだけど、仕事から戻ってみるといつもの様に床に寝転がっていました。母の思いは強いのね、きっと。でもかってに自分でカウチに落としたくせに、ただの逆切れやん...。

GREAT WEEKEND

良い眺めよね〜

最近は随分とあったかくなって、昼間はもう夏くらいに暑い。うちのリビングの窓から見える木にも花が咲いていてすごく綺麗。いつも朝起きてブラインドを開けるのだけど、この木のお陰で季節が良く解る。ほんの一ヶ月前には凍結して樹氷のようになっていたのに、こうやって蘇って美しい花を咲かせることが出来るなんて本当に生命の神秘だなあ。うちの釈迦ちゃんはこの窓の枠から外を眺めるのが大好きで、特に朝はずーっとここに座っています。


金曜は会社帰りにファーマーズでお買い物してたらたかちゃんから連絡あり。近くにいるということだったので待ち合わせしてトーフハウスへ行きました。


ここは前に韓国人の知り合いからお奨めされていたところなんだけど、とっても美味しかった。ホルモン入りのスンドゥブとカルビのセットを食べましたが、おかずがすっごい充実してたしスープも本当に辛かったから大満足。夏になったら冷麺食べにこよーっと。


土曜はウォーカーのお誕生日パーティだったので、公園で皆でピクニックでした。お子様達も大集合で、久々にブライアン&愛子にも会えて嬉しかった。ウォーカーのおじいちゃん&おばあちゃんはとっても優しくって素敵なカップルでした。ブラッドは綺麗な顔してると思ったらお母さん似だったのね。美味しいご飯と子供達と綺麗な景色に癒されて来ました〜。でも家に着いた頃にはもうクタクタだったよ。太陽に当たると疲れるね。


本日の映画

Blue Car [VHS] [Import]

Blue Car [VHS] [Import]

パッケージの感じはアメリカンビューティを意識してるし、売り文句にもそれが歌ってあるけどこれはもっと悲惨な話。女の子がいつもみすぼらしい格好をしてて、しかもあんまり可愛くなくって悲壮感漂っているのも余計に哀しい。とりあえず大人は自分達の都合ばっかりで子供を傷つけているっていうのがよく解る映画だけど、でも本当に最後まで救いのない内容なんで辛かった。でも映画や小説のように誰かが助けてくれるっていうのは本当にまれで、全米に何万人というネグレクトされた子供達にとってもこっちの方が現実に近いのだろうなって思う。落ち込んだときに見るのは絶対にお勧めしない映画。


Alfie [VHS]

Alfie [VHS]

リメイク版のスペシャル・フィーチャーに少し紹介されていたのが気になったので、オリジナルの方も借りてみました。


向こう方ではやりチンながらも憎めないお茶目さんだった主人公ですが、こっちの方ではかなりのいやな男です。女性に対する接し方も、ジュード・ロウが常に優男なのに対してこっちは酷いこと言いまくるし。


リメイク版のプロデューサーが「ウーマンリブ以前の話をそのまま持ってきても観客は納得しないから、かなりの練り直しが必要だった」って言っていましたが、本当に同じ作品でもこんなに変わるのねーって感心。ジュード版の方は女の方にも色々と理由をつけさせてて、まあこうなるのも仕方ないなーって思うところがあったのだけど、こっちは本当にただの酷い男が女をひっかけては酷い捨て方をするってだけだもん。何でこんな男が良いかな〜?って思っちゃうのはやっぱり私が現代人だからなのかね?


しかしジュード・ロウマイケル・ケインってびっくりするほど似てるときがある。真正面はそうでもないんだけど、斜めから見た横顔とかくりそつ。髪のウェーブのかかりかたとかもそう。でも二人は表情がまったく違うんだよね。マイケル・ケインは笑うときもあくまで冷笑だけど、ジュードはくったくない少年みたい。私は「GATICA」や「MIDNIGHT GARDEN OF GOOD AND EVIL」で見せたジュードの超冷たい美青年っぷりも好きだから、オリジナルのキャラで見てみたかった気もするなあ。

NEGATIVE VIBRATIONS

一部で大人気の「小悪魔教祖」蝶々さんですが、彼女の日記をたまーにチェックしています。こっちにいるときはまったく知らなかったのだけど(当たり前か)去年の秋に日本に帰った時に泊めてもらったお友達のおうちに「銀座小悪魔日記」があったのが彼女を知ったきっかけです。


私は男に対して駆け引きなんかをするのは好きではないし、もてるためにこうしたら効果があるとかいうハウツー物はあまり興味がないので、彼女の著書を読んでもふーんって思う程度でした。


でもね、少し前の日記に書いてあった言葉にははっとさせられた。DR佐藤という人との対談中に教えてもらったということなんだけど、言霊の話。自律神経っていうのは主語を理解しないから、他人に対して言った言葉でも全ては自分に向けられたって思ってしまうということ。だからいつもネガティブな会話をしているとそれが全部自分に返ってきちゃうというわけ。


これにはもう目から鱗でしたね。だって確かに覚えがある!ここでも散々グチりましたが、某友人&その彼氏は両方がいつも誰かの悪口を言ってるようなカップル。この彼女の方が電話で面白い話があるの〜っていうのは常に誰かを笑いものにしたり、馬鹿にしたりした話。メールでもいつもその手の話。下世話な噂話とかってたまにするのはいいけど、いっつもそういうネガティブなことばっかり言う人と話しているとこっちまでイヤーな気分に落ちていっちゃうんですよ(つか、大概の人がそうだよね?)だから自分がパワー不足の時は彼女の電話を出なかったり、メールも返事しないことが多い。だってすっごいストレス貯まるから。


前述のDR佐藤が言うには、ネガティブな会話しか成立しない人とはお付き合いしない方が良いということ。もうね、その通りです!って感じでした。


私のお友達は幸せな結婚をしている人やとても美人で性格の良い人、自分の目標に向って努力して輝いている人がとても多い。彼女達って他人の悪口とか全然言わないのね。言っても仕事のグチなんかぐらいで、そんなの可愛いもんです。


あとね、美人さんて不思議なもので、他の子のことをすっごく褒めるんですよ。「いつも可愛い格好してるよね〜」とか「本当に肌綺麗だよね」って、遇うたびに何か褒めてくれる。これですよ、これ!彼女達は元々綺麗っていうのはあるけど、他人を褒めることによってさらに美しさに磨きがかかってるってこと!もうね、これは数多い友達&知り合いに共通していることなんで統計的にも自信あり!


ホント、これは前から思っていたことだっただけに他人にポイントアウトされると余計に説得力あります。悪口ばっかり言ってる人って人生後ろ向きなんだよ。昔の士農工商じゃないけど、上を見るより下を見て安心するっていうようなスタンス。そんな人に幸せが訪れるわけがない。私は友人達を見習ってもっともっと前向きに生きて行こう!って思った。つかね、人のこととやかく言って自分の時間をつぶしてしまうなんてもったいなさすぎ!


Importance of Being Earnest [VHS]

Importance of Being Earnest [VHS]

原作はオスカー・ワイルド。「アーネスト」という偽名を使い、ロンドンで二重生活を送っていた郊外の富豪ジャックが、いざ憧れの女性と結婚という段階で嘘を突き通したために後戻りできなくなってしまってさあ大変というコメディ。


主人公のジャックはコリン・ファース、そのロンドンでの相棒をルパート・エバレットが演じているんだけど、この二人のコンビがすっごい面白い。二人とも上流階級で服装もバリっとしてるし普段は超気取っているんだけど、いざ嘘がばれるとストレスたまってマフィンを奪い合って食べたり、ルパートは散財がたたって借金とり追われてたり、お陰でいつもお金がなくってただの物はガンガン食べまくったり。


私は歴史物っつーか時代物の設定の映画はあんまり好きではないのだけど、これは脚本はしっかりしているし、出演者が皆とても魅力的で演出も素晴らしいので一気に見れました。全てがまるく収まるエンディングへの流れは上手い!って感心しちゃった。

CHEESE CAKE

お友達がチーズケーキを作って大成功だったから一切れあげる!って言ってくれました。大喜びで会社帰りに彼女のオフィスまで頂きにあがったのですが...。はっきり言ってまずかったんです(涙)。レアチーズなんだけど、チーズはちゃんと溶けてなくって白いブツブツがいっぱいだし、ゼラチンも5ミリくらいの塊がゴロゴロしててとてもじゃないけど私の口に合いませんでした...。


今日彼女と一緒にランチに言った時にコメントを求められ「甘くなくって美味しかったよ、ありがとう」とお返事をしたら「でしょ?日本人から大好評だったんだよ!アメリカ人にはあんまりうけなかったけど。」と言っていました。きっと日本人の人たちは私と同じで、せっかく作ってもらったんだからって気を利かせたのだと思う。反対にアメリカ人はまずいとは言わないにしても褒めたりはしなかったんだろうな。こういうところにも国民性って現れるのねーって感心しちゃった。


でもこの場合はアメリカ人の方が断然上手い。だってうちら(日本人)に対しては「好評だったからまた作ってあげる〜♪」って展開になるよね?解りきっていることだけど、いくら何年住んでも心は日本人のままなのね。でもそんな私でも日本に帰ると「かなりはっきりものを言うよね。」って言われるんだけど。同じアジア人でもコリアンやチャイニーズはもっとズバズバ物を言うけど、日本人って本当に気い使いぃの国民なのだなって思いました。


本日の映画

Garden State [VHS]

Garden State [VHS]

よくあるCOMING OF AGE的な映画だけど、なんでこれが絶賛されていたのかイマイチよく解らない。大体私はナタリーポートマンがあんまり好きではないらしい。彼女ってわざとらしいっていうか、演技がくさくない?あと監督、脚本、主演をこなしたザック・ブラフもなんかあんまり魅力的に思えなかった。他の映画で見たときはよかったのになぁ。つかディレートシーンを間違ってコメンタリー付きで最初観ちゃったんだけどあんた喋りすぎ!


話の流れや演出が一言でいうとなんかぬるすぎる。それを狙ったのかも知れないけどなんかダラダラダラダラ話が進んで、なんでこういう結末になったのかとか、主人公と親の関係についての掘り下げとか全然なかったからああそうですか、ってしか思えなかった。プラス、個人的に登場人物に全然魅力を見出せなかったから、他のキャストでやってもらうともちょっとマシな映画になったのかも。


Love Valour Compassion [VHS]

Love Valour Compassion [VHS]

舞台で話題になった作品の映画化。これを見たかったのはひとえに盲目の美青年ボビー役を舞台と同じでジャスティン様がやっているから。こうゲイ役ばかり続くとこの人本当に?って思いがちだけど、彼はストレートらしくってよかった〜(何がだよ)。


仲間の一人が買った田舎町の家にホリディごとに集まるゲイの男の子たち(つってもオサンもいるけど)の話。結婚14周年を控えて倦怠期中のカップル、エイズで死に際が近い双子の兄のいる気難しいイギリス人、ステディな恋人がいないおデブ&ハゲですっごいクィーンな人(演じるのはサインフェルドのジョージ!)などなど、皆色んな問題を抱えながらも都会の喧騒から逃れに田舎町へやってくる。


その中に若くて綺麗な男の子が一人まじってしまったことで事件が起こる。彼が好きになったのはボビー。とても皮肉なのは人の容姿がわからない彼が一番美しい男だということ。本当にね、ジャスティンったらギリシャ彫刻のように美しく、そして穢れない天使のようです。もう彼が出てくるたびに美しいわーってため息。しかもこの映画フロンタルヌードがバンバン出てくるの。姐さん達はきっとギャーギャー言いながら見ていることでしょう。


美しいと言えば、エイズで死にかけている男性を好きになって懸命につくすおでぶちゃんの姿は本当に美しいと思った。あと数ヶ月で死ぬ運命の人を、それを知った上で心の底から思う彼の愛は本物なんだと思う。映画の終盤でこれからの彼らの人生がナレーションされるのだけど、皆が幸せになるわけはなく、それはもうとても現実的です。やっぱりこういう作品って好きだなあ。

週末、特に土曜日はこれでもか!ってくらいに寒くってびっくりした。ターゲットにお買い物に行った後にこずえと待ち合わせてチャイニーズ→モーツアルトでケーキ&紅茶というコースだったんだけど、もう風が冷たくて大変だった。


ところでオイルチェンジをしに行ったんだけど、ここの新しいマネージャーがいつもなれなれしい。食事に行こうとかそういううざいことを言ってくるのでとりあえず友達を紹介してあげるからと言っておいた。唯一のシングルのお友達っていうのはこずえだけだし、黒人好きなのも彼女だけだから必然的にそうなっちゃうんだけどねw とりあえずこずえには今度オイルチェンジするときそこに行くように言っておいた。これで上手く行ったら割引チケットとかたんまりもらえるかも知れないし♪


お茶してたときに何故か今まで付き合った人のお家柄とかの話になって。私が付き合ったなかで今まで一番家柄がよかったのはお父さんが元市長&コングレスマン、現在州知事のジョン君だなーって言ってたらなんとこずえもジョンのことを知ってた!直接の知り合いじゃなく、こずえの友達でカフェバーで働いているアフリカンの女の子の友達らしい。世の中狭いのね、びっくり。


私が彼と短期間付き合ってたのは8年くらい前でその当時はお互い学生で彼はロースクールの生徒だったんだけど、卒業後はロスに引っ越して向こうでアディダスのモデルなんかやってたらしい。でもそんなに背も高くないし顔もたいしてカッコいいと思わなかったけどな?彼は白人と黒人のハーフで、お家柄が良い子なのにわざと悪ぶった喋り方したり草吸ったりしてた印象がある。そのくせ親から買ってもらった新車のCRXとか乗ってたのよ。デートの時に一度もお金を払った覚えないし、おぼっちゃんだったなあ。今どんな感じになってるのかちょっと興味がわいた。別により戻したいとかそういうんじゃないんだけどね。私一回別れると絶対に会わないタイプの人なので(しんちゃんを除く。あの子は家族だから)、昔の彼氏がどう変わったかとかって見たことないんだよね。


本日の映画

これすっごい面白かった。オスカー取ったのも伊達じゃない。どうせ子供騙しでしょ?って思ってたら期待以上でびっくり。


まず映像がすごいです。アニメというより全くのSFX。絵がものすごく綺麗。しかもTHXという特殊な画像で見れる機能があるから普通のTVでもすごく鮮明になります。ストーリーもしっかりしてるし、出てくるキャラクター(特にジャック・ジャック!)がすっごい可愛い。


私はDVDの特典とかってあんまり見ないのだけど、これはきっちりチェックしましたよ。オリジナルの短編「ジャック・ジャック アタックス!」では一番下のおちびちゃんで、他の家族のようにスーパーパワーがないと思われていたジャック・ジャックの能力をご披露。普段はすっごく可愛いベイビーなんだけど、能力発動するとえらいことになるw そのほかにも劇場で本編の前に公開された「ボーディング」や未公開シーンとか盛りだくさん。きっとそのうち続編も出来るだろうな。早く見たい〜。


チェ・ゲバラが学生時代に体験したラテンアメリカ横断の旅日記である「モーターサイクル・ダイアリー」を元に「セントラル・ステーション」や「ビハインド・ザ・サン」などの監督が映画化した話題作。


これはもうね、つべこべ言わずに見とけ!っていう映画。裕福な家に生まれ、医者になって名に不自由ない人生を送るはずだったチェが何故革命家になるという選択をすることになったのかという理由が垣間見れる作品です。


チェは本当に正直でとっても心がピュア。それはきっとお父さんとお母さんから沢山の愛をもらい、兄弟達のことをすごく愛していたからなんだと思う。そして彼の愛はそこだけで終わらない。旅で出遇った人たち、自分の親友、好きになった女の子、お世話になった人たち、そして旅の最後に訪れる病院の患者達。そういう人達皆を彼は愛する。そして入植者達によって虐げられている原住民達やシステムの不合理さを目の当たりにして戸惑う。それはこんな綺麗な心の持ち主だからこそ余計に耐えられない光景だったと思う。

チェはいつでも人民達のために戦い、そして多くの人達に愛された。その理由がこの映画を見て少しだけ解ったような気がした。DVDのスペシャルでチェの娘や実際に一緒に旅をした友達のコメントなんかが収められているのがとても興味深かった。監督のウォルター・セレスは相変わらずの素晴らしい演出っぷりだし、主演のガエルとロドリゴの二人のコンビは本当に凄い!ガエルばかりが話題になってるけど、ロドリゴの演技はそれに勝ると思う。それにしてもセレスとガエルって本当にどの作品もはずれがないって凄いなあ。