NEGATIVE VIBRATIONS

一部で大人気の「小悪魔教祖」蝶々さんですが、彼女の日記をたまーにチェックしています。こっちにいるときはまったく知らなかったのだけど(当たり前か)去年の秋に日本に帰った時に泊めてもらったお友達のおうちに「銀座小悪魔日記」があったのが彼女を知ったきっかけです。


私は男に対して駆け引きなんかをするのは好きではないし、もてるためにこうしたら効果があるとかいうハウツー物はあまり興味がないので、彼女の著書を読んでもふーんって思う程度でした。


でもね、少し前の日記に書いてあった言葉にははっとさせられた。DR佐藤という人との対談中に教えてもらったということなんだけど、言霊の話。自律神経っていうのは主語を理解しないから、他人に対して言った言葉でも全ては自分に向けられたって思ってしまうということ。だからいつもネガティブな会話をしているとそれが全部自分に返ってきちゃうというわけ。


これにはもう目から鱗でしたね。だって確かに覚えがある!ここでも散々グチりましたが、某友人&その彼氏は両方がいつも誰かの悪口を言ってるようなカップル。この彼女の方が電話で面白い話があるの〜っていうのは常に誰かを笑いものにしたり、馬鹿にしたりした話。メールでもいつもその手の話。下世話な噂話とかってたまにするのはいいけど、いっつもそういうネガティブなことばっかり言う人と話しているとこっちまでイヤーな気分に落ちていっちゃうんですよ(つか、大概の人がそうだよね?)だから自分がパワー不足の時は彼女の電話を出なかったり、メールも返事しないことが多い。だってすっごいストレス貯まるから。


前述のDR佐藤が言うには、ネガティブな会話しか成立しない人とはお付き合いしない方が良いということ。もうね、その通りです!って感じでした。


私のお友達は幸せな結婚をしている人やとても美人で性格の良い人、自分の目標に向って努力して輝いている人がとても多い。彼女達って他人の悪口とか全然言わないのね。言っても仕事のグチなんかぐらいで、そんなの可愛いもんです。


あとね、美人さんて不思議なもので、他の子のことをすっごく褒めるんですよ。「いつも可愛い格好してるよね〜」とか「本当に肌綺麗だよね」って、遇うたびに何か褒めてくれる。これですよ、これ!彼女達は元々綺麗っていうのはあるけど、他人を褒めることによってさらに美しさに磨きがかかってるってこと!もうね、これは数多い友達&知り合いに共通していることなんで統計的にも自信あり!


ホント、これは前から思っていたことだっただけに他人にポイントアウトされると余計に説得力あります。悪口ばっかり言ってる人って人生後ろ向きなんだよ。昔の士農工商じゃないけど、上を見るより下を見て安心するっていうようなスタンス。そんな人に幸せが訪れるわけがない。私は友人達を見習ってもっともっと前向きに生きて行こう!って思った。つかね、人のこととやかく言って自分の時間をつぶしてしまうなんてもったいなさすぎ!


Importance of Being Earnest [VHS]

Importance of Being Earnest [VHS]

原作はオスカー・ワイルド。「アーネスト」という偽名を使い、ロンドンで二重生活を送っていた郊外の富豪ジャックが、いざ憧れの女性と結婚という段階で嘘を突き通したために後戻りできなくなってしまってさあ大変というコメディ。


主人公のジャックはコリン・ファース、そのロンドンでの相棒をルパート・エバレットが演じているんだけど、この二人のコンビがすっごい面白い。二人とも上流階級で服装もバリっとしてるし普段は超気取っているんだけど、いざ嘘がばれるとストレスたまってマフィンを奪い合って食べたり、ルパートは散財がたたって借金とり追われてたり、お陰でいつもお金がなくってただの物はガンガン食べまくったり。


私は歴史物っつーか時代物の設定の映画はあんまり好きではないのだけど、これは脚本はしっかりしているし、出演者が皆とても魅力的で演出も素晴らしいので一気に見れました。全てがまるく収まるエンディングへの流れは上手い!って感心しちゃった。